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用語解説
書籍中に登場する様々なキーワード。このページではHappyなWorkplaceを創っていくための重要な概念、言葉についていくつか採り上げ、 WikipediaとJapanKnowledgeから引用して紹介します。本書を読み解いていくためのヒントです。
ソーシャル・キャピタル — social capital
ソーシャル・キャピタル(Social capital, 社会関係資本)は、社会学、政治学、経済学、経営学などにおいて用いられる概念。人々の協調行動が活発化することにより社会の効率性を高めることができるという考え方のもとで、社会の信頼関係、規範、ネットワークといった社会組織の重要性を説く概念である。人間関係資本、社交資本、市民社会資本とも訳される。また、直訳すると社会資本となるが、概念としては区別される(以下参照)。
セレンディピティ — serendipity
セレンディピティ(英: serendipity)とは、何かを探している時に、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉である。何かを発見したという「現象」ではなく、何かを発見をする「能力」のことを指す。(平たく云えば、ふとした偶然をきっかけに、幸運を掴む事。)
アクセシビリティ — accessibility
アクセシビリティは、さまざまなシステムへの、アクセスしやすさ、接近可能性などの度合いを示す言葉である。
障害や不自由のある閲覧者に対しての閲覧保障性だと思われがちだが、さまざまな閲覧環境(ハード・ソフト・操作機器・モバイル等)への対応性を指すのが本来の意味である。
ナレッジワーカー - Knowledge Worker
『断絶の時代』『経営学入門』などで知られる経営学者ピーター・ドラッカーの造語。21世紀に富を生み出す存在とドラッカーが予測しているもので、「知識資産をもった労働者」と定義している。 ナレッジワーカーは単なる使用人ではなく、企業と対等の立場で取引をする1個の経済主体である。多くの経営者は「会社が先にあり、個人はそこに帰属して初めて力を発揮できる」という考え方から抜け出していない。 知識資産をもった者は企業には属しているが、その自分の知識によって会社の経営者と対等に渡り合うことができるようになる。 21世紀のあらゆる組織にとって、もっとも重要な問題は才能のある人材をどのように引きつけるかである。
セカンドライフ — Second Life
英語名の頭文字をとって「SL」と略される。アメリカで誕生したオンラインサービスで、登録して会員になると「アバター」が与えられ、このアバターが仮想世界で「もう1つの人生」を送ることから「セカンドライフ」と名づけられた。 一般的なゲームとの最大の違いは、仮想世界を構成するCGなどをつくって、それを現金に交換できること。SL内にCGで用意されているのは空と大地だけで、参加者は都市や建物、衣服、映画などの表現作品を専用ソフトでつくる。 商品価値のあるものは「リンデンドル」という通貨で売買でき、このリンデンドルは現実の世界で使われるドルとの相互交換が認められているので、現金化も可能。 これまでのゲームのように用意されたシナリオやルールの中で遊ぶのではなく、参加者が自分で目的を決めて動くことができるので、何かをつくりたいクリエーター志向の人の興味を集めている。
ナレッジマネジメント - knowledge management
ナレッジマネジメントとは、企業活動にかかわる個々の知識や知識資産を組織的に集結、共有することで効率を高めたり価値を生み出すこと、そして、そのための仕組みづくりを行うことである。 「知識管理」とも「知識経営」とも訳せるが、知識を経営活動においてよりよく生かすという意味で知識経営が本質とみるべきである。
コラボレーション - collaboration
「協力」「協同」「共同研究」の意味で、美術では作品の「合作」や「協力関係」を指す。例としてはピカソとブラックの協同や、デュシャンとマン・レイの共同制作などが挙げられる。 デュシャンの『彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも』(通称『大ガラス』)(1915〜23)に積もった埃をマン・レイが撮影して『埃の培養』(1920)という作品を制作したり、『ローズ・セラビ』としての女装を撮影した作品も含めて、デュシャンとマン・レイの共同作業は持続的に行われていた。
第二次世界大戦後、現代美術でコラボレーションはよく行われるようになり、数多くのアーティストが、一時的な組み合わせから得られる刺激的触発を創造性に組み入れた。 また、一時的な共同作業ではなく永続的なチーム・ワークとして合作を行っているアーティストもいる。イギリスの男性2人組ユニット、ギルバート・アンド・ジョージは、1967年にロンドンのセント・マーチン美術学校で出会って以来パートナーシップによって作品を制作している。 彼らは自身が作品となる「生きる彫刻」というライブ・パフォーマンスを発表して注目を集め、なかでも彼らが歌うパフォーマンス『歌う彫刻』(1969)は有名である。 やはりイギリスのコンセプチュアル・アーティスト・グループ、アート・アンド・ランゲージは60年代後半から活動を始め、彼らが発行した『アート/ランゲージ』Art/Languageという雑誌を通して評論家や美術史家、アーティストたちがアートについて語り合った。 このグループにはアメリカのコンセプチュアル・アーティスト、ジョセフ・コスースが参加していた。またテレビ番組ふうの美人コンテストやエイズ・キャンペーンのようなイベント活動を行うカナダのジェネラル・アイディアも、3人で2ユニットを形成するコラボレーション・アーティストである。
コラボレーションのなかには、1950年代から活動を始めているベッヒャー夫妻や、60年代に夫婦で活動を始め、その後、成長した子どもたちも参加しているイギリスのボイル・ファミリーのように夫婦や家族といった関係から成立するものも少なくない。 また、アメリカのマイク・アンド・スターンMike & Doug Starn(ともに1961— )、イギリスのジェーン・アンド・ルイーズ・ウィルソンJane and Louise Wilson(ともに1967— )、守章(もりあきら)(守喜章(よしあき)・守雅章(まさあき)。ともに1967— )などは、双子のコラボレーション・アーティストである。
アーティストのコラボレーション活動は、アメリカ、スミソニアン美術館で開催された「20世紀の芸術的コラボレーション」展(1984)やアメリカでの巡回展「チーム・スピリット」(1990〜92)で具体的活動と作品が紹介され、その豊かな創造性が示された。
幸福主義
行為の目的、行為の義務、正邪の基準を幸福に置く倫理的立場。広義の目的論の一形態である。カントのように目的よりも行為の原則や動機を重んじる立場や、キニコス学派、ストア学派やショーペンハウアーのように、幸福を消極視したり否定したりする立場と対立するが、なんらかの意味での幸福を全面的に否定する道徳観はまれである。 また、人格の完成は幸福の一部とみなされるから、完成説はかならずしも幸福主義と矛盾しない。幸福主義は、幸福の具体的内容によってさらに細分化される。 たとえば、古典的代表例であるアリストテレスでは、万物の目ざす最高善は徳に従った魂の卓越した活動と考えられ、幸福と快楽との同一視が否定されるが、キレネ学派、エピクロス、ホッブズ、功利主義者などは、両者をしばしば同一視する。 また、幸福の対象が自己、他人、社会の成員全体のいずれであるかに応じて、幸福主義は利己的、利他的、功利主義的となる。
